神様のアイロニーと世界の終わりは比例する。
あなたはハルジオンを愛する変わりに名前を無くした。
あなたの愛した白い花は名前のない墓標に僕がそえよう。

(Good mornig,My dear monster!)
(気化していく世界ほど眩い壮烈はなく、美しき青の葬列は終ることを知らない。)

美しい彼の傷は腐らずに凍ったままなのが唯一の救いだった。