あたかもそこが天国であるかのように彼は笑うのだ。
彼のきらきらして丸くて全てが優しい世界はきっと極彩色で溢れているのだろう。

いつだってその名前は自由で、その傷は夢の誇りで、
彼は絶望とか悲しみとかそういう黒い固まりを焼き尽くす太陽だった。