それはまるで対照に位置する星のようでした。
「絶望という感情を知っているのは人間だけです。」
こどもは確かにそういいました。
わたしは優しい優しい夜の呪いを受けました。

(わたしは心を持たず、ただ月に怯えています。)
(滲んだ世界が壊れるのを、ただ待つのみです。)